この週末、本校では親と子の土壁教室が行われました!
よしやまち校舎にも、子供達がたくさん!障子に穴あけちゃダメよ~(笑)
子供達がトットットと元気に座敷を駆け回る音、久しぶりに聞きました。
いいもんですね。
そして町中ではあちこちで子供のお祭り、地蔵盆が・・・。
家と空き地で
通りや路地で
公園で
お寺さんで
他にもビルやマンションの一階駐車場を使ったり、
昔ながらに町家の格子をはずして飾り付けしたり、
百町百様?の地蔵盆でした。
そして夕方からは学生達が木工合宿している京北町小塩へ。
今日はここもお祭りの日。
稲穂がぎっしりの山の田んぼ道にゆらゆら灯りがともっています。
松上げの神事が行われました。
女人禁制のお祭りで例年こんな近くでは見れないのですが、
今年は京都市から団体バスのツアーが来ていたせいか
奥のほうまで道が出来ていました。
炎に照らされて田んぼの中にいくつも人影が浮かび上がり、シュールです。
火の粉が紺色の空高く舞い上がり、金の粉のように美しいです。
やはり、火の持つ原始の魅力はすごいですね。
火の神様に今年も山火事など起きぬよう、山仕事の安全を祈ります。
すっかり涼しくなりました。
トンボが飛んで秋の気配。今年の夏は短かったですね。
さぁ、明日から学校が始まります!インフルエンザに負けず元気にいきましょう~!
私達京都銭湯部は錦湯常連のアメリカ人ジョンソンさんと一緒に、
「風呂無し物件のススメ」というのをさせていただきました。
京都に千年続く風呂無し住宅=「町家」と銭湯(平安時代から存在している)との関わり、
なぜ京都の町家には風呂が無いのか、
現代も実際に風呂無し住宅に住んでいる3人の意見、(住まいの間取り・銭湯生活の魅力紹介)
などゆる~くパワーポイントを使って発表しました。
途中でジョンソンさんが熱く語りだしてくれたのも嬉しかったです。
「銭湯は京都とつながる場所。」
2時間ちょいのイベントの予定が、3時間半に及んでしまい、
脱衣場でキツキツの座席だったにもかかわらず
アンケートでは皆さん満足度で高い評価をいただきました。ありがとうございました。
楽しんでいただけたなら実行委員会としてはもう、ただ良かったなと。
終了後観客として来られていた奈良大学の卜部先生&ゼミ生たちと少しお話し、
現代社会には「物を所有する」という最大の欲があるが、それで手に入れたものは貧しくなる。
風呂無し住宅のようにあえて風呂を「共有」することで豊かなものになるというのはおもしろいという意見を頂きました。
家も、別荘も、車も同じであると。
色々考えされられました。