6月24日の日曜日、通訳ガイドさんの団体(NPO法人GICSS研究会・本部東京)をお迎えして、よしやまち町家校舎で町家見学・講演会を行いました。
あいにくの大雨だったのですが、皆さま定刻にお見えになりました。
前半に佐野先生による講演と、吉田れなさんによる各時代の町家のすがたについての説明があり、後半に二階で大寄せのお薄茶席をわがお茶部で催しました!
この日は雨の風情を馳走にと、障子もガラス戸もすべて取り払って大きく開いた設えに。いつもと違う広々としたお座敷になりました。この頃から雨足が高くなり、ちょっと賑やかになってしまいましたが、32名のお客さまをお迎えしながらも、暑苦しい感じがなく、時折の心地よい風がよかったです。お菓子は鶴屋吉信の「夏うごく」と「水ぼたん」という涼しげな2種を、お花は理事長に頂いた甲虫の花入に、さっぱりと南天の枝を掛け、お床にはカワセミの絵、亭主とお運びの学生たちは浴衣すがたと、すべて夏の装いとしました。
皆、まだ慣れない動きの中でしたが、何とか無事に終えることができ、ほっとしています。
最後にお茶部一同で挨拶いたしました折に、皆さんから温かい拍手をいただき、とても嬉しく思いました。
ありがとうございました!
(お茶部部長 荒井優太)
GW真っ只中、5月5日端午の節句にお花部が始動いたしました!
稲端下先生のご指導の下、のんびりしたひと時を過ごす部員4名。
本日のお花は(右写真)下からソリダゴ・ユリ(スイートメモリー)・ヤママンサクです。
まずは主枝となるヤママンサクをじっくり眺め・・・うーん・・・(花と会話中)
一番茎の太いものを選び、いざ!
ど・・・どうだ!?
自分では「ここだ!」と思って生けてみても、
先生に「ここがこうだから、こうしたら?」と言われると、なるほど、なるほどの連続。
お花の正面を見つけるのはホントに難しい!
同じ素材でもまったく違う生け花になる不思議。
そもそも植物自体、ひとつとして同じものはないのですが・・・。
各自、本日のお花を持ち帰って家でも生けることに。
いつもの部屋がちょっとだけ潤って見えるのでは?
やっぱり自然の力、植物の力はすごいです!
次回練習は6月2日(土)を予定しています!