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ひぐらしメモ

京都の小さな建築屋さん「日暮手傳舎」の日々です。
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「数奇屋師の世界」写真展

もうすっかり秋の空になりましたね。今年はどんな夏でしたか?

伝統建築科で製作したあるお茶室の「起こし絵」(畳んで持運べる紙の模型)が、8.29(火)~9.3(日)まで中京区のギャラリーで展示されました。くわしい展覧会の様子は→「数寄屋師の世界」写真展

運良く私も打上げに参加させていただき、そのお茶室を手がけた棟梁はじめ職人さん、出版社の方など普段会えないようなお仕事の方々とお話しすることができ、とっても緊張しました。
そして今回の起し絵製作でお世話になった和紙屋さんと再びお話しする機会があったのですが、印象に残った言葉がありました。

「若い人にも、誰にでも礼を尽くさんといかん。相手はそれを覚えている。」

なるほど私が初めてそのお店を訪ねたとき、その御主人はいかにも名もない学生風の私にも丁寧にお茶でもてなして下さり、名刺を頂き自己紹介してくださいました。緊張しながらも、一人前に頑張らないと、という何か不思議な気持になりました。そして和紙屋さんは最後にしみじみとおっしゃいました。

「本当にえらい人ほど頭が低いものだ」

本当にそうです。人生の中でそういう方に出会えるのは幸せなことだなーと思いました。私の周りにもそんな方(校長先生…)がいて、今日昨日で出来る事ではないし、生き様が見えるようで、感じるものがあります。
何ごとも誠意を持って、がんばりたいと思った今年の夏でした。

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