秋ですね~。学校は一年のうちで一番忙しい季節。
先日本校の学園祭である建工祭が、好評のうちに終了しました。
なんといっても今年は!!
本校舎とよしやまち校舎の間に流れる堀川(→)に、
50年ぶりにせせらぎが戻ったということで、
堀川に茶室を作っちゃおうじゃないかと!!
誰が言い出したか、そんな計画が持ち上がったのです。
時を同じくして、お茶部では「建工祭で全員お点前」と目標が決定!
各自「風炉点前」「お箱点前」「盆略点前」三種類から選び練習を開始することに。
お花部もまだ2,3回しか生花をした経験がないのですが想いは熱く、作品展をすることを決意。
学校と御所、花屋さんを往復しながら構想を練るのであった・・・。
学生棟梁は、茶室の屋根を宝形にしたいとか言ってるけど、大丈夫なの~?!!
その他有志の学生達が、茶室を彩る灯り作品製作を開始しました。
残された時間はわずか・・・!!
・・・
・・・そして、~建工祭当日~
竣工の喜びを分かち合う設計者K本&大工棟梁T田。
「お茶いかがですか~」
トンネルを抜けるとそこは…
「茶室・堀川床」
お天気になり、気持ちの良い日となりました。
床几のお席でも、気軽に飲んで頂けます。
お菓子は秋の味覚の金平糖♪
一方よしやまち校舎では…
お花部による華展が♪手作りのきんつばとお茶を掘りごたつで頂きながら、のんびり見てもらいます。
そうこうしているうちに夕暮れ。
堀川に戻るとライトアップと夜の茶会が始まっていました。
堀川に灯りがキラキラゆれて、秋の寒空の下ですが、あたたかさを感じます。
最終的には156人もの方々にお越しいただき、お茶を飲んでいただくことが出来ました。
今回は特に地域の方々、ご近所さんが多く来て下さった事が本校にとっても大変嬉しいことでした。
私が印象に残っているのは、お茶を飲みながら
「こんなん見ると若い人も頑張ってるんやな~!
わしら中年の方が頑張らんとあかんなぁ」
と言っていただけたこと。
小さい学校なのであまり知名度はありませんが、この堀川沿いでもうすぐ60周年。
地域に根付いた学校でありたいと思っています。
お越しくださった皆さん、学生のつたないお茶でしたがありがとうございました。
茶室製作にご協力いただいた京都市さん、堀川を美しくする会さん、平安畳さん、ありがとうございました。
学生のみんな、お疲れさま~!!!!
今後とも何かおもしろい事をやっていきたいと思います~!
ありがとうございました~!
スペシャルサンクス:城市先生(茶道部顧問)
---------------------------------------------------------
ちなみに建工祭二日目は、恒例のお餅つきや大工苦労噺、スライドショーなどで大いに盛り上がりましたぁ~!!
河崎さんの生き様・・・素敵です。
(よしだ)
よくやってくれました
お邪魔しました
この記事にトラックバックする