よしやまち校舎が海外のガイドブックに載っているらしく
海外からのお客さんもよく来られます。
いつも案内する時は日本の伝統的な家の説明をして
その方の国の伝統的な家はどんなのですかと聞きながら、
押入の中の箱階段があるのを見せてわぁ~っと驚いた顔をされるのが楽しいのですが
今日のお客さんはすこし違いました。
「わぁ~なつかしい~」
え?今なんですと?
そういえばさっきからふすまや畳を見てはしゃいでおられます。
聞けば彼女達は釜山出身の方なのですが、幼い頃は日本風の家に住んでおられたそうです。
日本の植民地だったころ建てられた1910年築の日本家屋だそうです。
そこにはやっぱり舞良戸の押入れに階段があって、
二階には畳の部屋があり、床の間もあったとか。
そしてこんな事をきかれました。
「タタミっていっぱい虫がわきませんか?」
床下は寒いので虫もそんなに寄り付きませんよと答えると、
何か納得された様子で
「韓国では床下にオンドルが入っているのでタタミに虫がわいて大変でした」だそうです!
う~ん、おもしろいですね。
色々な方がよしやまちの見学に来られますが
いつもこちらが勉強させてもらっている感じです!
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