私達京都銭湯部は錦湯常連のアメリカ人ジョンソンさんと一緒に、
「風呂無し物件のススメ」というのをさせていただきました。
京都に千年続く風呂無し住宅=「町家」と銭湯(平安時代から存在している)との関わり、
なぜ京都の町家には風呂が無いのか、
現代も実際に風呂無し住宅に住んでいる3人の意見、(住まいの間取り・銭湯生活の魅力紹介)
などゆる~くパワーポイントを使って発表しました。
途中でジョンソンさんが熱く語りだしてくれたのも嬉しかったです。
「銭湯は京都とつながる場所。」
2時間ちょいのイベントの予定が、3時間半に及んでしまい、
脱衣場でキツキツの座席だったにもかかわらず
アンケートでは皆さん満足度で高い評価をいただきました。ありがとうございました。
楽しんでいただけたなら実行委員会としてはもう、ただ良かったなと。
終了後観客として来られていた奈良大学の卜部先生&ゼミ生たちと少しお話し、
現代社会には「物を所有する」という最大の欲があるが、それで手に入れたものは貧しくなる。
風呂無し住宅のようにあえて風呂を「共有」することで豊かなものになるというのはおもしろいという意見を頂きました。
家も、別荘も、車も同じであると。
色々考えされられました。
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